社員育成に力を入れている地域科学研究所

地元就職する前に気を付けたいこと

地元でのUターン就職を考えている場合、少しでも優良企業を見つけたいと思うものです。しかし地元の就職情報を手に入れることは難しいため、どのような企業か分からず就職してしまうこともあります。

入社してからブラックだったと分かった場合、すぐに退職することもできず強制労働を強いられて体を壊してしまうことも考えられます。できるだけブラック企業に就職せずに済むよう、就活時に優良企業かどうかを見極めたいものです。

気を付けなくてはならないのが、地元企業ならではの特徴です。待遇面や条件面が整っていたとしても、多少のサービス残業は当たり前だったり、早朝に出社して掃除や朝礼をすることが慣例になっている会社も少なくありません。

大手企業の場合、労働法に抵触することは避けますが、地元企業は仲間意識が強いという特徴もあるので、本当は社員が不満に感じていても口に出すことができず、それが常識になっていることもあります。
労働法に違反していることと分かっていても、それを労働局に報告すると自分が解雇されてしまう可能性が高いので、我慢している人も多いのではないでしょうか。

地元の中小企業にありがちなことですが、ある程度の規模の大きな地元企業でもこうした風習がありますので、就職前に必ずOB訪問や会社訪問をするなどして、会社の内情をチェックしておいたほうが良いでしょう。

働くなら社員を大切にしてくれる地元企業を選ぼう

地元で就職する場合、社員をどれほど大切にしているかをチェックするようにしましょう。年間休日や福利厚生が充実している、給与水準が高いなど、比較する点はいろいろありますが、中でもチェックしたい点は社内研修が充実しているかどうかです。

社員を大切にしている会社は社員教育にかけるお金を惜しまず、研修や資格取得のために予算をかけています。

株式会社地域科学研究所は九州を拠点に展開している企業ですが、社員教育に熱心な会社として知られています。社員のための研修予算を組んでおり、一人当たり30万円もの予算を与えているといいます。

社内研修はもちろん、社員が新たな知識や技術を学びたい場合は海外研修も視野に入れており、これまで何人もの社員を海外研修に送り出している実績があります。
会社が押し付けるのではなく、社員の学びたい気持ちを重視しており、本人たちが学びたい研修を受けることが可能となっているのだそうです。
地域科学研究所は全体会議も年に5回行っており、全社員で集まってこれから必要になってくる技術や不足している知識などをディスカッションすることで、社員の意識を高めているようです。